恋の終りは−香澄の場合−
道端の名も無い花が 風に泳いで揺れている
恋の結末 占うように 
海岸線に沿って右に左に 道路がくねくね
幸せ夢から遠のく女は 美しすぎる
砂浜に寄せては引いてる 波の数だけ
悲しい想いを 慰める
女は女を 慰める
はかない恋の 終りは未練
潮風が冷たくなるまで 泣けばいい

遥か沖の島は 雲の陰から見え隠れ
恋の激しさ 心に秘めて
岩を削り滑る波は あんなに強く荒いのに
幸せ夢からはぐれた男は 不器用すぎる
砂浜に寄せては 引いてる波の数だけ
届かぬ想いを 諦める 
男は男を 諦める
せつない恋の 終りはため息
海と空の交わる沖を 見続けよう