振り返れば
 やけに懐かしさが 込み上げて 
     無垢な夢が よみがえる 
 探究心は 
     かぎりない未来に 
          続くはずだったのに
 主義と主張は 中途半端なままで 
     青い身体を むしばんでいた 
 迷彩色に 塗られた思想をひきずる
     社会の矛盾と 大人の世界 
          からくりさえも 知らぬまま 

 やけに遠のく 昔の日々に 
     けだるい朝が やってくる 
 野望は 
     燃える未来に 
          輝くはずだったのに
 夢と理想は おどろくほどの速さで 
     幼い心を おおいかくした 
 生きざまを さらけ出しては飛んでいく
     努力と英知が 崩れて壊れ 
          恥じ入るばかりの 今日がすぎ

 振り返れば そこに確かに人生の 
     ページは増えては いるけれど