水戸に捧げる歌(語り尽くせぬ人生)
 あの頃オレ達の青春は 学生服の高校生 
 薄いカバンを胸にだき 想い いだくは恋の夢 
 マメタン ポケット 行き帰り 
 めざす希望は低くとも 思うにゆかぬモギテスト 
 ああ 語り合えば夜ふけまで 語り尽くせぬ人生よ

 あの頃オレ達の青春は 下宿住まいの大学生 
 長い髪をかき上げて タバコ ゆわえた哲学者 
 パチマン 女に 酒とくりゃ 
 渡り歩いたこの街で みがきあげた腕が鳴る 
 ああ 語り合えば夜ふけまで 語り尽くせぬ人生よ

 あの頃オレ達の青春は 山の信州大学生 
 金になるならどうなろうと 体 資本のアルバイト 
 長い 休みに 旅に出て 
 かたずをのむよなみやげには 恋とスリルの主人公 
 ああ 語り合えば夜ふけまで 語り尽くせぬ人生よ

 この今オレ達の青春は 人生バラ色虹の色 
 愛し愛され志賀ちゃんと 新婚生活 いいじゃあないか 
 夢にまで 見た ハネムーン 
 あなたあなたと呼ぶ声に なあに志賀ちゃん… 
 ああ 語り合えば夜ふけまで 語り尽くせぬ人生よ

 この先オレ達の青春は その名も高きお父ちゃん 
 いきてゆくのだひたすらに 女房 子供と2DK 
 通勤電車の 窓からは 
 昔なつかし青春の 歌をはこんで風がふく 
 ああ 語り合えば夜ふけまで 語り尽くせぬ人生よ